楽しかったり
嬉しかったり
普通に過ごしてるんだよ
前に進んでる
立ち止まってなんかない
私は日々強くなって
ちゃんと歩いてる
始まりの日も
終わりの日も
綺麗な月の下だった
すべてを蒼く映す
柔らかく冷たい月あかりだった
あなたを失ってしまった私は
心まで失った
だけどあなたが愛してくれた
「私」を崩したくなく
私は前に進んだ
寂しかった
辛かった
そして孤独だった
思い出を追い
あなたを求め
気づくと独りだった
泣くたびに
あなたを好きだと思い知らされ
泣くたびに
あなたをもっと好きにさせられた
何気ない日常の風景
2つのコーヒーカップ
一つあけて座る椅子
2つ買うストラップ
嬉しいことがあったら
写真に一番に報告する
居るはずのあなたを求め
何もかも二人分
捨てられなかった
お気に入りの写真
楽しかったり
嬉しかったり
普通に過ごしてるんだよ
前に進んでる
立ち止まってなんかない
私は日々強くなって
ちゃんと歩いてる
何もかも二人分の私だけど
二人の写真かざってる私だけど
ちゃんと歩いてる
あなたを想い
泣くことはない
まだ好きなのかもしれないけど
泣かない
大切な思い出だから
寂しかったとこも
辛かったことも
大切な思い出だから
あなたを好きになれたから
こんな思いをした
すべてを大切にしたい
だから泣かない
すべてを蒼く映す
柔らかく冷たい月あかり
変わることのない
冷たいあかり
冷たい世界
強くなったと思ってた
月あかりが嫌いだった
また泣くと思わなかった
この月あかりの下で
鳴らないはずの
あなただけの着信音が鳴るまでは・・・
「元気か？」
泣いちゃったよ
また泣いちゃったよ
返事もできないくらいに
泣いちゃったよ
私は強くなんてなかった
一人じゃだめだった
あなたが居ないとだめだった
好き
気づかないふりして
隠してたけど
私の恋はまだ終わってない
私はあの日から
変わることなくあなたを
愛してる
知らなかったよ
蒼く照らされた世界が
こんなにも綺麗だってこと
月あかりがこんなにも
心地よいあかりだったこと
月あかりの下
あなたの声を聞きながら
もう私には戻らないはずの
失ったはずの
笑顔になれた
私は今
幸せだよ
