春風

恋の詩

雪がとけ
白い季節も終わり
やわらかな光がてらす

あなたと共に過ごした季節がくる
とても眩しかった

心地よい風がふいてた
その風の中にあなたはいた
夕暮れ
走るあなたはとても輝いていたよ
恥ずかしいけど
見とれてしまった私のところにあなたがきて
一緒に帰ろって
あまり話せなかったよ
今となったら笑い話だよね
そんなある日好きだよって
あなたが言ってくれた

うなずくだけだったけど
すごくうれしかった

毎日一緒に帰ったよね
すごく心地よい風がふき
すごく綺麗な夕暮れのなかを
あなたと二人で歩いたよね
ずっと一緒だよって
何度も確かめあったよね

あなたと一度だけ
手をつないだ
温かくて恥ずかしかったけど
幸せだった

このままいつまでも
あなたと歩いていきたかった

今日も心地よい風がふく

春の暖かな風

あなたと出逢ったときに
ふいてた風が

夕暮れのなか
一人歩いていく

 

 

 

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